6つの栄養素

6つの栄養素の働き

糖尿病の基礎の説明

1日に必要な6つの栄養素を、
その働きとともに考えてみましょう。

 糖質(炭水化物)
本来は体を動かすエネルギー源として
非常に重要な役割をもっています。
体内に吸収されやすく、
燃焼されるのも早いのが特徴です。
主菜であるご飯やパンに含まれている栄養素で、
1日で摂取する量はおおよそ指示カロリーの
55〜60%を占めています。

 タンパク質
血や骨、細胞など体の組織を作るのに 必要な栄養素で動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。
燃料としての役割も持ち、
1日に必要な量は成人で指示カロリーの20%前後です。

 脂質
血液やホルモン、細胞膜などを構成し、
体を動かすためのエネルギー源でもあります。
他の栄養素に比べ、1gあたりのカロリーが
高く過剰に摂取すると肥満の元にもなります。
1日の摂取量の目安は、指示カロリーの20〜25%です。

 ビタミン
野菜、魚介類や卵や果物に多く含まれ、
水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
体内で糖質やタンパク質、脂質の働きをコントロールする働きをします。
1日に必要な野菜の量はおおよそ300g以上です。

 ミネラル
ビタミンと同様に他の栄養素が正常に作用する役割を持っています。
体内で作成できない成分なので、外部からの摂取が必要となりますが、
1日の必要量はごく僅かなので、栄養バランスのよい
食事をとればおのずと含まれています。
しかし、鉄分やカルシウムの不足、
ナトリウムとリンの過剰摂取には要注意です。

 食物繊維
胃腸の働きを活性化させ、腸内環境を良くし、
血液に含まれるコレステロールの数値を正常にします。
それによってブドウ糖の吸収がゆるやかになるので、
血糖値の急激な上昇を防ぎます。
1日に必要な量は約16〜20%です。